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2019.11.04【週刊粧業】ラパスジャパン、HAS配合のマイクロニードルパッチOEMが好調 |
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アクロパスの製造販売をしているラパスジャパンが https://www.syogyo.jp/news/2019/11/post_025568 ラパスジャパン、HAS配合のマイクロニードルパッチOEMが好調
週刊粧業 2019年11月4日号 8ページ 2019年11月8日 ラパスジャパンは、韓国本社のラパスが独自開発した「溶解性マイクロニードル」技術を用いて、ヒト脂肪由来の幹細胞を培養する過程から生成されるタンパク質の複合体(HAS)を配合したマイクロニードルパッチ化粧品OEMを2015年1月から展開している。
溶解性マイクロニードルは、皮膚内部の水分と交わり溶ける性質を持つヒアルロン酸をベース材料とし、シワや色素沈着、くすみ、かゆみなどの肌悩みに応じて、HASをはじめとした多様な有効成分を組み合わせることが可能だ。
マイクロニードルパッチの製造は、熱や紫外線によって凝固する方法が一般的だが、ラパス独自の製造技術「逆風引張方式(DAB方式)」により、送風で水分を100%取り除くことで、成形時に熱や紫外線を加えず、防腐剤と添加物を一切含まずに毛髪の1/3サイズの超微細針に剤型化したHAS配合のマイクロニードルパッチを実現した。
「熱や紫外線を加えないこの製造技術は、日本だけでなく、韓国や中国、ヨーロッパ、アメリカ、ロシアで国際特許を取得しており、幹細胞培養液を配合したマイクロニードルパッチは市場でも非常に珍しい」(権有利(グォン・ユリ)社長)
OEMでは、エステやスパサロンを中心に商品を展開しているウェーブコーポレーションの「スパトリートメント HAS iマイクロパッチ」(店販用2枚×4セット8000円、写真)の製造を行っている。
2015年1月からの累計出荷個数は20万個を突破し、毎年1.5倍のペースで伸長しているという。
今回の取材に同席したウェーブコーポレーションの石井建弘営業部取締役営業本部長は、「マイクロニードルパッチを用いることがHASを浸透させるためには最も理に叶った方法であり、美容液やクリームとマイクロニードルパッチを併用すればより効果的だ。
現在は日本だけでなく、越境ECを通じて中国の売上が伸びてきており、来年早々にはNMPA(旧CFDA)を取得し、百貨店などの現地流通にもさらに広がっていくだろう」と語った。
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